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「ねじ」が壊れて困ったご経験のある方に 2

トピックストップ > ねじのコラム
「ねじ」が頑張れる環境って?

■「ねじ」の腐食を防いで下さい。

腐食環境におかれたねじ締結では「ねじ」は壊れることがあります。特に鋼製ボルト(強度区分12.9)や鋼製タッピンねじは、応力腐食割れや遅れ破壊が起きやすくなります。

■「ねじ」は濡れるところで使わないで下さい。

「ねじ」の表面に結露すると高強度ボルトは遅れ破壊しやすくなります。
鋼製「ねじ」を屋外で使うと、雨水で濡れます。都市部、工業地帯では汚染大気の中に含まれるいおう酸化物や窒素酸化物が「ねじ」表面に付着した水に溶けて、酸溶液となって「ねじ」をアタックします。これに伴って応力腐食割れを起こし、破壊に至ることがあります。A系ステンレス鋼製ボルトを用いるか、締付け後信頼性の高い塗装をお勧めします。

■強度区分12.9には電気めっきをしないでください!

高強度ボルトに酸洗や電気めっきをすると、遅れ破壊の危険があります。「ねじ」メーカがめっきして出荷したもの(12.9にめっきしたものはないはず)は保証されていますが、流通段階や需要家でめっきすると危険です。

■止め輪や座金、ピンもめっきの追加工をしないで下さい。

止め輪や座金、スプリングピン、平行ピンなど「ファスナー」は、メーカがめっきして出荷したものは保証されますが、ビッカース硬さが350以上の「ファスナー」に流通や需要家でめっきすると、すべて遅れ破壊の危険があります。

■後加工をしないで下さい!

機械加工、再熱処理、再表面処理や追加表面処理など後加工されると、製造時の特性が保証できなくなります。「ねじ」の性能を損なうような後加工は、絶対にしないで下さい。

■座金組込みねじやタッピンねじで薄板を締付けるときは注意して下さい。

座金組込みねじやタッピンねじは、座面近くの首下軸部にはねじがありません。ムリにねじ込むとめねじを壊すだけでなく、しっかりと締まってなくても、締めた気になるので危険です。

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