地震・雷・火事・おやじに耐える?
■高カボルトは、鋼構造建造物の矧寸け用の「ねじ」です。
高カボルトは鋼構造用のボルトです。だから最適なナット、座金をセットにして出荷しています。
■生のままお使いにならないと危険です。
めっき処理・潤滑処理・熱処理などをしないで下さい。ご使用の前に何かカロエをされると、出荷のときの保証性能を損なうことがあります。
■締付け前にペンキを塗らないで下さい。
ねじ部や座面にペンキを塗ると、締付け性能が極端に悪くなりことがあります。所定の締付けカがでなくなって、構造物の強さや安全性が保証できなくなります。
■ボルトをたたき込まないで下さい。
ボルト穴が合わないときでも、ボルトを無理にたたき込まないで下さい。ボルトにきずがついて、正常な締付けができなくなります。
■ポルトを溶接したり、高温に曝したりしないで下さい。
高カボルトは、溶接したり、高温に曝したりすると機械的性質が劣化します。締付けた後も、300℃以上の高温に曝されたときは、「ねじ」を取り替えて下さい。
■ポルトが腐食しないようにして下さい。
施工後、大気中でも腐食がはじまると、応カ腐食割れなどが原因となって、ボルトが破壊するおそれがあります。外気に直接触れるようなときは、塗装などを施して腐食を防いで下さい。
■10Tを超える強度区分は,使わないで下さい。
JlSBl186-1979には、(F11T)はなるべく使わないように、と()付きで示されています。これは、遅れ破壊の閤題が解決されていないからです。現在、わが国の主要メーカでは、もう生産されていません。
■「ねじ」の棚寿命は1年とされています。
高カ「ねじ」は、メーカの倉庫程度の環境で保管されることを条件に、メーカの出荷後1年程度は性能が保証できるとされています。これは、「ねじ」に施されているトルク係数値の安定剤が、効かなくなるのを懸念しているからです。また、メーカが梱包した箱から小分けして出されたときも、すぐ使って下さい。
■「ねじ」は絶対に再使用しないで下さい。
一度使った「ねじ」は、再使用しないで下さい。「ねじ」の締付け性能が低下して、信頼できなくなっています。
■締付け作業は、安全な姿勢で行って下さい。
高所作業だけでなく締付け機器が突然外れると転倒したり墜落したりすることがあり危険です。足下や周辺作業環境の安全を確認して、お締め下さい。 |
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