特殊ねじ/規格ねじから一般JIS規格も取扱い 株式会社コクエイ SCREW/NUT INDUSTRY
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「ねじ」を使い慣れた方に

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「ねじ」は強く締めるほどよく緩む?

■適正締付けをして下さい。

締付けがゆるいと、ねじは緩みます。また、締め過ぎても、ねじが緩むことがあります。残念ながら、適正締付けの指針を一義的にお知らせすることはできません。目標となる締付け強さは「ねじ」の種類、「ねじ」の強度、ねじ面や座面の摩擦、締付け法などで決まります。締付け法はJIS規格になっています。そして、締付け作業の目標となる締付けの強さの求め方もJIS規格に規定されています。規格の運用を容易にするための解説書も用意されています。

■推奨締付けトルクが記されていても、過信しないで下さい。

締付け管理法には1.トルク法 2.回転角法 3.トルク勾配法があります。なかでも@のトルク法が最も広く利用されています。したがって、いろいろな資料やカタログなどに推奨締付けトルクが載っていることがあります。これは、けっしてうそではありませんが、ある限定された条件の場合にだけ適合するものです。目安としてご利用になるのであれば差し支えありませんが、過信しないで下さい。

■目標締付けトルクはご自分でお求め下さい。

T fa=0.001kdFf/(1+0.01m)
  T fa:目標締付けトルク(N・m)
トルク法で締付けるときは、目標締付けトルクを次式で概略の値は得られます。
  K:トルク係数(JISB1084の締付け試験で得られた最小値)
  d:ねじの呼び径(mm)
  Ff:おねじの部品の耐力(または降伏点) x Asの85%(N/mm2)と仮定する
  As:ねじの有効断面積(mm2)
  m:締付け工具のトルク精度(%)
たとえば、強度区分8.8,M10のボルトを締めるとき、k=0.195が得られていて、m=±5%とすれば目標締付けトルクはTfaは次式で求められる。
  Tfa=0.001x0.195x10x0.9x640x58/(1+0.05)=63(N.m)

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