かゆくなることもあるよ!
「ねじ」に接着剤系の緩み止めをお使いに芯るケースが多くなっています。
その効果は、優れたものもありますが、あくまで、廻り止めの機能をもっているだけです。
「ねじ」は戻り方向に回転しなくても緩みます。過信しないで下さい。また、接着剤は金物ではなく、ケミカル品(化学製品)です。金物にはない、安全使用ガイドがあります。
食品・医療関係には、お使いにならないで下さい。
■「ねじ」の絹み止めとして。
前処理をきちんとやってください。
おねし・めねじとも表面は清浄でなければ、効果が低下します。油や溶剤、ゴミ、水分などを除いてからお使い下さい。
また、おねじ・めねじの片方でも、ステンレス鋼のときは特殊な前処理をしないと効かないことがあります。
プラスチックには、効きません。
嫌気性の接着剤と溶剤タイプの接着剤を利用した緩み止めは、おねじが金属でもめねじがプラスチックの場合は、たいてい効きません。それだけでなく、接着剤が周辺のプラスチックを劣化ささせ、破壊にいたることすらあります。プラスチック製品の組立には、接着剤系の緩み止めは、使わない方が無難です。
再使用しないで下さい。
ねし面に接着剤を塗布して締付けて、硬化させてから緩めると、ねじ面に接着剤が強固に付着しています。このまま、もう一度締付けようとしても、「ねじ」の締付け性能は格段に低下しています。硬化した接着剤を完全に除去するか、新しい「ねじ」をお使いになるかして下さい。
■容器に入った液状接着剤をお求めのときは・・・。
説明書・警告表示がっいています。
容器に貼付けられているラベルとか、包装の中に入っている説明書・警告表示を必ずお読みになって、ご使用下さい。
硬化速度の早い、いわゆる「瞬問接看剤」などをお使いのときは、目や口に入ったり、指先や肌にっいたりすると、危険な場合があります。
直接触れてもあまり危険でないとしても、有機溶剤を含むものもあり、かぶれてかゆくなったり、気分が悪くなったりすることがあります。これは、ご利用になる人の体質によって影響の差はありますが、体に良いものではありません。直接触れないようにして、換気のよいところでお使い下さい。
■予防布(ぷリコート)した「ねじ」をお使いになるときは・・・。
予塗布にて、長期問たった「ねじ」は使わないで下さい。塗布した接着剤がすでに硬化している場合があります。「ねじ」の締付け性能が低下し、締付けトルクを与えても、締まらなくなっています。保証期間をお確かめ下さい。 |
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